X-Wing(エックスウイング)の解き方
盤面全体を見渡して長方形を探す、超難問で効く高度なテクニックです。(適用:超難問)
実戦のX-Wing:2本のラインの候補位置を比較
色の付いた4マスを結ぶ2本の行または列で、同じ数字の候補が他にないことを確かめてください。
超難問 No.17の24手目の直前です。それまでの確定・候補消去を反映した途中盤面です。 rは上から1〜9行、cは左から1〜9列。色の付いたマス:r6c2・r6c6・r8c2・r8c6。
答えと「なぜそうなるか」を見る
X-Wingで進めます
6行目・8行目の5の候補は、すべて2・6列目に収まります。2本の元のラインがその2本を使い切るため、交差先の他のマスから5を消せます。
r2c6の5、r9c2の5を候補から消します。
成立条件を満たしている範囲だけに適用します。候補が図と違うときは、同じ形に見えてもこの一手をそのまま使わず、数字の書き間違いや候補の抜けを先に確認してください。
X-Wingとは
ある数字の候補が、2つの行で同じ2つの列だけに現れるとき、その4マスは長方形の角になります。このとき、その2つの列の他の行から、その数字を消去できます(行と列を入れ替えても成立)。
見つけ方のコツ
数字を一つ選び、その候補が盤面上でどう分布しているかを見ます。長方形の4つの角に同じ数字の候補が並ぶ形を探しましょう。難しいですが、超難問の突破口になります。
さらに上の段階は、上級テクニックのスワードフィッシュなどへ続きます。
よくある見落とし・間違い
X-Wingの条件は「2つの行で、その数字の候補がちょうど同じ2列に収まる」ことです。どちらかの行に3列目の候補が残っていると成立しません。その「惜しい形」は、3行に視野を広げてスワードフィッシュが成立しないかを疑う場面です。
消去する場所の取り違えにも注意しましょう。行ベースのX-Wingで消去できるのは「同じ2列の、他の行」にある候補です。長方形の角にあたる4マス自身や、同じ行の他のマスからは何も消せません。
行で見つからないときは、行と列を入れ替えて探し直してください。行方向だけを探すと、列方向に成立する形を見落とします。数字ごとに「候補が2マスに限られる行はどれか」「同じく2マスに限られる列はどれか」を両方リストアップするのが確実です。
この手筋が現れる問題で練習する
上の図は超難問 No.17の24手目から取り出しました。同じ問題を最初から解くと、途中の候補ができる過程も確認できます。
候補消去の後は単数が生まれていないか確認します。全体の順序はテクニック一覧で調べられます。
他のテクニック
数独テクニック一覧で、初級から超難問までの手筋と覚える順番を見る
- 裸の単数(ネイキッドシングル)の解き方(初級)
- 隠れた単数(ヒドゥンシングル)の解き方(初級〜中級)
- ネイキッドペア(二国同盟)の解き方(上級)
- 区画の絞り込み(ポインティング)の解き方(中級〜上級)
- 隠れたペア(ヒドゥンペア)の解き方(上級〜難問)
- 三国同盟(ネイキッドトリプル)の解き方(難問)
- スワードフィッシュの解き方(超難問)
- スカイスクレイパーの解き方(超難問)
- XY-Wing(XYウイング)の解き方(超難問)
実際に練習する
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よくある質問
- X-Wingはどの難易度で必要?
- 主に超難問で必要になります。中級・上級では単数やペアで解けることがほとんどです。
- スワードフィッシュとの違いは?
- X-Wingが2行2列の長方形なのに対し、スワードフィッシュは3行3列に拡張した形です。考え方は同じです。
- 行に3つ目の候補があるときは?
- X-Wingは不成立です。その場合は3行3列に拡張したスワードフィッシュが成立しないか確認してみてください。