スワードフィッシュの解き方

X-Wingを3行×3列に拡張した最高難度テクニック。超難問の突破口になります。(適用:超難問)

実戦のスワードフィッシュ:3本のラインを使う

3本の行または列の候補が、反対方向のどの3本に収まるかを探してください。

超難問 No.51の33手目の直前です。それまでの確定・候補消去を反映した途中盤面です。 rは上から1〜9行、cは左から1〜9列。色の付いたマス:r3c2・r3c9・r6c3・r6c9・r9c2・r9c3。

スワードフィッシュを探す問題3本の行または列の候補が、反対方向のどの3本に収まるかを探してください。824179317561735127276489917685423172439175176817178961825436518347892173928528167456743981241812827678395
まず自分で考える:小さな数字は、その時点で残っている候補です。
答えと「なぜそうなるか」を見る

スワードフィッシュで進めます

3行目・6行目・9行目の1の候補は、すべて2・3・9列目に収まります。3本の元のラインがその3本を使い切るため、交差先の他のマスから1を消せます。

r5c2の1を候補から消します。

スワードフィッシュの根拠と消去先3行目・6行目・9行目の1の候補は、すべて2・3・9列目に収まります。3本の元のラインがその3本を使い切るため、交差先の他のマスから1を消せます。824179317561735127276489917685423172439175176817178961825436518347892173928528167456743981241812827678395
根拠の候補を色で強調。赤い斜線は消せる候補です。
スワードフィッシュを使った後の盤面r5c2の1を候補から消します。82417931756173512727648991768542317243917517681778961825436518347892173928528167456743981241812827678395
この一手を反映した後。確定または候補消去だけを進めています。

成立条件を満たしている範囲だけに適用します。候補が図と違うときは、同じ形に見えてもこの一手をそのまま使わず、数字の書き間違いや候補の抜けを先に確認してください。

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スワードフィッシュとは

ある数字の候補が、3つの行でそれぞれ同じ3つの列だけに現れるとき、その3列の他の行からその数字を消去できます(行と列を入れ替えても成立)。

X-Wingが「2行×2列の長方形」なのに対し、スワードフィッシュは「3行×3列の格子パターン」です。考え方はX-Wingの拡張版ですが、盤面全体を見渡す必要があるため難易度は高いです。

X-Wingとの違い

X-Wingは2行2列(4マス)、スワードフィッシュは3行3列(最大9マス)。3行の各行で「候補が全く同じ3列だけ」でなくても成立し、3行の列の「和集合」が3列に収まればOKです。

見つけ方のコツ

数字を一つ選び、その候補が各行に何列あるかを確認します。候補が2〜3列しかない行が3行あり、それらの列の和集合が3列に収まればスワードフィッシュです。

難しいですが、超難問で他のテクニックが尽きたときに試す価値があります。X-Wingの感覚を掴んでから挑戦しましょう(X-Wingの解き方)。

よくある見落とし・間違い

各行の候補は3列すべてに必要はありません。「2列だけの行」を含んでいても、3行の候補列の和集合が3列に収まれば成立します。完全な3×3の格子だけを探していると、実戦に現れる不完全形をほぼすべて見逃すことになります。

逆に、3行の候補が合わせて4列に散っている場合はスワードフィッシュではありません(4行4列に拡張した「ジェリーフィッシュ」の領域ですが、実戦での出番はまれです)。まず「列の和集合を数える」癖をつけましょう。

なお、英語 Swordfish の音写として「ソードフィッシュ」と表記されることもあります。呼び方が違っても同じテクニックです。攻略本やアプリによって表記が揺れるので、両方覚えておくと混乱しません。

練習について

現在収録している超難問1,000問を独自ソルバーで再解析した結果、34問でスワードフィッシュが最難手筋として記録されています。出番は限られますが、実際の検証済み問題で必要になる最高難度の手筋です。全問題の集計方法と1問ごとのデータは4,395問の分析データで公開しています。

まずX-Wingで2行2列の「魚型」に慣れ、次に3行3列へ広げて探してください。超難問をプレイすると、候補の並びからスワードフィッシュを探す実戦練習ができます。

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よくある質問

スワードフィッシュはどの難易度で必要?
超難問で必要になります。現在収録している超難問1,000問では34問で最難手筋として記録されており、X-Wingやスカイスクレイパーでも進まない局面で候補を消去します。
スワードフィッシュの次は?
スワードフィッシュをさらに拡張した「ジェリーフィッシュ(4行4列)」があります。当サイトの標準題庫は実装済みの手筋で解けますが、他の問題では別の手筋が必要な場合もあります。
「ソードフィッシュ」と書かれることもありますが同じもの?
はい、同じテクニックです。英語 Swordfish の音写の揺れで、当サイトでは「スワードフィッシュ」表記に統一しています。